2024年1月22日に、2024年と2025年の学生ビザ発行数を制限することが、カナダ政府より発表されました。
今後、多くの場合で学生ビザを申請する際には、各州が発行するProvincial Attestation Letter(PAL)が必要となり、上限に達するとそれ以降は学生ビザの申請ができなくなります。PALの発行は州の管轄となり、3月31日までに、各州にて発行手順などのシステムが整えられる予定です。
PALが必要なケース
PALが必要ないケース
各州の状況
各州の状況については、カナダ移民局のウェブサイトで確認することができます。
カナダ政府より割り当てられた各州のPALの枠が埋まってしまうとそれ以上は発行ができず、学生ビザを申請することができないため、渡航を計画している人は早めに学校へ申し込むことが推奨されています。
PGWP(ポスグラ)の変更点
2024年2月15日以降、Master’s degreeプログラムの卒業生は、プログラム期間が2年未満であっても、3年のPGWP(Post Graduate Work Permit=ポスグラ)の対象となります。Master’s degree以外のPGWPは、これまで通り受講期間に応じた期間です。
配偶者の就労ビザの変更点
これまで、カレッジや大学の留学生の配偶者は、自由な職種で就労できるOpen Work Permitを申請することができましたが、今後は、Master’s degree、Doctorate degree、Professional degree-grantingプログラムのみ対象となります。この新ルールの開始日については、今後発表される予定です。
カナダ移民局サイト
今回の学生ビザに関する改訂について、今後も変更や新しい発表がある可能性がありますので、正確な情報については必ず移民局サイトで確認してください。