日本人がほとんどいない環境、極寒の冬のオーロラや夏の白夜、野生動物など、せっかく留学をするのだから人とは違ったユニークな経験をしたいという人に最高の都市です。州都のホワイトホースにはある程度日本人も暮らしており、小さいながらにコミュニティもあります。ユーコン準州唯一の高等教育期間であるユーコンカレッジでは、毎年留学生が歓迎されています。移民申請を目指して渡航する人も多い都市です。

気候

州都ホワイトホースのエリアは、夏は短いですが過ごしやすい気温で、冬は長く低温で厳しくなります。年間の温度差が大きく、降水量はカナダの中でも少ないことが特徴です。真冬は日照時間が短く、夏にはほぼ白夜のように日照時間が長くなります。

カナダで3番目に大きな都市であるバンクーバーは、世界一暮らしやすい街ランキングで何度となく世界トップに選ばれています。異文化へのオープンな環境は外国人にとっても暮らしやすく、世界中から多くの移民や留学生が集まる街です。人口の半数近くが移民から成り、カナダを代表する他民族、多文化都市です。街の中で聞こえる言語もさまざまで、「カナダ＝白人系カナダ人」、「カナダ＝英語」という印象のある人にはイメージとのギャップがあるかもしれません。
世界的にも留学地として人気が高く、カナダの中でも一番の留学都市であるバンクーバーは、語学学校や短期プログラムを開講する専門学校の数が多く、学校の質の高さに定評があります。

気候

夏はからっとしていて蒸し暑くならず、冬は雪が降ることはほとんどなく気温もあまり下がりません。カナダの中でも温暖で大変過ごしやすい気候です。秋から冬にかけては雨が多くなります。

オカナガン地方最大の都市ケロウナ。バンクーバーから車で4、5時間のところに位置します。ビーチ、ゴルフ場、果実園、ワイナリーが有名で、そのリゾート感から「カナダのハワイ」と呼ばれることも。年間を通してほとんど雨が降らず、夏はからっと暑く、冬にはスキーやスノーボードのウィンタースポーツが楽しめます。カナダならではののんびり田舎ライフを楽しみたい人におすすめです。ホームステイも良質でフレンドリーな家庭が多いと定評があります。

気候

年間を通して温暖な気候です。寒気団に覆われてマイナス20度以下となることもありますが、基本的にはカナダ内陸部のような厳しい冬ではありません。夏は晴れる日が多く、気温も多くの日で30度以上と高くなります。

カルガリーがあるアルバータ州は、バンクーバーがあるBC州の隣に位置し、日本から二番目に近いカナダの州です。カナダ最大級の観光地であるカナディアンロッキーがある州として有名です。カナダ第5の規模がある首都のカルガリーは、カウボーイ文化とカナディアンロッキーの玄関口。カナダは世界第2位の石油資産国で、アルバータ州はカナダの石油産業の中心を担っています。そのため経済活動が活発で失業率が低く、ワーキングホリデーでも仕事が見つけやすい場所です。カルガリーはカナダのほかの都市に比べて物価が低く、アルバータ州はカナダの中で一番消費税が低い州でもあり、留学費用をを抑えられるのも嬉しい魅力です。
カルガリーは留学都市としてはまだそれほど大きくないため、日本人がバンクーバーやトロントに比べると格段と少なくなります。日本人が少なく、しかし都会らしい街並みの中で生活をしたい人に最適の滞在都市です。

気候

夏は暖かく過ごしやすいですが、冬は訪れが早く、変化の大きい気候になります。真冬の時期には、暖かい日が続いたと思えば気温がマイナス10度以下の日がやってくるようなことも珍しくなく、厳しい寒さが続くこともあります。

サスカチュワン州は、アルバータ、サスカチュワン、マニトバの3州から成る、ほとんど起伏のないカナダの大草原地帯であるプレーリー地帯の真ん中に位置する州です。広大な平野を利用した農業に支えられた州で、カナダの中で晴れの日が一番多い州としても知られています。サスカチュワン州の最大都市はサスカトゥーン。州の中央南部に位置し、1980年代に州都レジャイナの人口を抜き、州内最大の都市となりました。サウスサスカチュワン川が流れるサスカトゥーン市内にはいくつもの橋が架かり、「プレーリーのパリ」と呼ばれる川沿いのきれいな街並みが広がります。人口の約85％がヨーロッパ系の住民で、アジア人や日本人が非常に少ない都市です。サスカトゥーンに広大な敷地を有するサスカチュワン大学では、本科プログラムはもちろんのこと、語学留学を目的とする留学生も歓迎されています。

気候

雨が少なく全般的に乾燥していて、夏と冬の寒暖差が大きいのが特徴です。夏はす過ごしやすく、冬は極寒です。

カナダのど真ん中にあるマニトバ州の州都ウィニペグは、レッド川とアシニボイン川が交わる地点に位置する街で、カナダで6番目に大きな都市です。6番目といっても「都会」という大きさはなく、小さな地方都市のような印象があります。マニトバ州の人口の50％以上が州都ウィニペグに暮らしており、ネイティブカナディアン（先住民）やフレンチ系カナディアンも多いエリアです。くまのプーさんの出身地として話題に上ることもありますが、大きな観光名所がないので旅行の行き先とはならず、日本ではまだまだ知る人の少ない都市です。その分英語環境にどっぷりと漬かることができ、勉強に集中できる環境です。

気候

年間の気温差が大きいことが特徴です。夏は温暖で過ごしやすく、冬は極寒です。

トロントはカナダ最大の都市で、カナダの中で唯一『大都会』というイメージがしっくりくる街並みがあります。首都オタワがあるオンタリオ州の南東に位置し、五大湖の一つであるオンタリオ湖に面しています。カナダのほかの都市とは異なり、トロントではダウンタウン内の移動にも、地下鉄、ストリートカー（路面電車）、バスの利用が必要な大きさがあります。人口の約半数が移民で構成され、カナダの中でも一番の多文化都市です。トロント留学の醍醐味は、一つの都市にいながら世界各国の文化や慣習に触れられることです。カナダ最大級の観光名所であるナイアガラの滝まで車で1時間半、アメリカのニューヨークまで飛行機で1時間半と、観光の拠点として便利な立地であることも、トロント留学が人気の理由の一つです。

気候

夏と冬の気温の差が大きいことが特徴です。夏は日本のように高温多湿で30度を超える日も多く、冬は雪深く、寒波が来ると気温がマイナス20度、30度となることもあります。

大西洋に面したハリファックスは、治安の良さと人の温かさが人気のエリアで、2010年に公開された映画『ハナミズキ』の舞台にもなりました。都市機能がしっかりとそろった環境の中で、しかし移民や日本人が都市部のように多くなく、英語環境の中で生活したい人におすすめです。ハリファックスでは語学学校からの大学進学にも力を入れており、語学学校の質も良い地域です。一般的な英語学習はもちろんのこと、将来カナダの大学へ進学したい人にも最適の留学先です。ホームステイも温かい家庭が多いと評判のエリアです。

気候

夏はさわやかで過ごしやすく、冬は最低気温がマイナスとなり雪が多くなりますが、カナダ内陸部のような厳しい冬ではありません。

大西洋に浮かぶ小さなプリンスエドワード島は、赤土と芋畑のかわいらしい田舎町です。治安がよく、島特有のおおらかでのんびりとした温かい人の良さが特徴です。日本でもよく知られている「赤毛のアン」誕生の場所でもあります。州都のシャーロットタウンには、カナダ建国のための書類にサインが行われた州議事堂があり、カナダの誕生を語るには欠かせない場所です。移民や留学生が少ない小さな町で、ゆっくりとした留学生活を送りたい人におすすめです。 ホームステイも良質な家庭が多いと評判です。

気候

夏はさわやかで過ごしやすく、冬はカナダ内陸部のような厳しい冬ではありませんが、雪が多く、平均最高気温がマイナスとなる月もありピリッと寒い冬となります。